清光堂

鉄瓶・茶釜のご使用について

1. 使い始め
釜の内部は錆止めの為、特殊な酸化皮膜の上に本漆の焼き付け仕上げを施してありますので多少漆の匂いがいたします。
匂いを取るには、生姜の薄切りを八~十片と水を入れ、煮立てます。
これを数回繰り返しますと漆の匂いが早く取れます。

ご使用中、内部に赤褐色の斑点が生じてきましてもご心配ありません。
日が経つにつれ湯垢が付着して、鉄分の含んだ甘みのあるまろやかなおいしいお湯がいただけます。
2. 使用後のお手入れ
使用後の釜は火の後始末をした風炉や炉にかけて、内部の水気を取りすっかり乾かしてください。
その際、電熱器をご使用の方は、消し忘れ、特に空焚きは絶対にしないようご注意ください。
空焚きをされますと内外の漆が焼けてしまい、お湯が濁り、水漏れの原因にもなります。

磨き砂、クレンザー、金ダワシ等で洗ったりしないでください。

外部は本漆の焼き付け仕上げを施してありますので、お手入れは乾いた柔らかい布で拭くだけで自然の光沢が出てきます。

保存の際、内、外部とも完全に乾かしてから湿気の少ない風通しの良い場所に保管してください。
どのような道具もその性質に従って使いませんと本当の良さは引き出されません。
鉄は、錆びて地に還るのが本来の姿ですが、正しくは使えば末代まで美しく人に仕えてくれます。
鉄鋳物をお使いになりますと、現代人に不足がちな鉄分の補給ができますので、健康上大きくプラスになります。
Copyright (c)Seikoudo Kougeisha INC. All Rights Reserved.